ツヤ肌は七難隠すが・・・
仕事柄、CMなどの撮影の現場に立ち会うことがあるのですが
やはりプロのメイクさんのテクニックって素晴らしくて。
その時の出演者さんは、あきらかにむくみとおつかれ感がでちゃってて
しかし、そんなお肌をあっという間に
見違えるほどの”うるぷる肌”にしちゃうんですよ!
神の手だと思う時があります!
その時メイクさんに聞いてみたんです。
どうやってあのお疲れ肌をよみがえらせたのか?
その時の答えがまさに「ツヤ肌にしちゃえば、七難も隠せる!」というもの。
マッサージテクニックでむくみをカバーしたうえで、
しっかり保湿し、ツヤを重視したメイクをすることでカモフラージュできると。
大人の女性がやりがちなテカリメイク
しかし、しか~し!!
このツヤを間違うと大変なことに。
たしかに、ツヤ肌ってシワやシミをいい感じに誤魔化してくれるので、
大人の女性の七難を隠すにはホントにありがたい。
私もベースメイクはツヤを重視してますもん。
でもこのツヤの使い方を間違うと、ただのテカリ顔になっちゃうんです。
正直、通販のファンデーションのコマーシャルなんかを見てて、
なんか違和感を感じることはありませんか?
「若く見える~」ってビフォー・アフターを見せられて、
たしかにシワやシミは目立たなくなったけど、
すごくテカって見えたり、油ギッシュにしか見えなかったり・・・
ツヤ肌とテカリの一番の違い
ではツヤ肌とテカリに見えてしまう一番の原因は何か?
ツヤとテカリは表裏一体。違いは、光が当たってつややかに見える部分や範囲です。
骨格に沿った、肌の高い位置のみがつややかであれば「ツヤ」。主に鼻筋、目の下からこめかみにかけてのCゾーン、顎先などにあると理想的です。
一方で、顔の立体感と関係なく光が当たっているように見えてしまう場合は「テカリ」に見える可能性が。例えば小鼻やフェイスライン、頬全体など、高さやハリがない部分が光っているとテカリに見えます。
テカリは清潔感に欠ける印象を与えてしまうので、適切な部分にのみツヤをつくることが重要。位置と量を調節すれば「ツヤっぽく仕上げたつもりが、テカテカしたオイリー肌に見えてしまった・・・!」という失敗を防げます。
KOSE ツヤ肌とは?テカリとの違いやメイクポイントを解説
簡単に言ってしまえば、顔全体がギラギラしてしまったらアウト!
立体感に沿って高い位置にツヤ、そうでない部分は抑えるというメリハリが大事ということ。
なんか色々隠せるから全体的につやつやさせたくなっちゃうけど、
それが大きな間違いなのね。
大人のツヤ肌メイクのポイント
ツヤ肌になるにはここを抑えよう!
保湿をしっかりするのが基本!
そのうえで、メイクの力を借りちゃいましょう!
そのポイントは?
セミマットな下地で肌をフラットに整える
スキンケアでしっかり保湿したら、下地で肌を整えます。ファンデーションだけでなく下地までツヤツヤにすると、「テカリ」に見えてしまうことも。ツヤ系のファンデーションを活かすためには、ややマットな下地を合わせるテクニックがおすすめです。
気になる部分にはコンシーラーを使う
何もかもファンデーションで隠そうとすると、ツヤ肌とはほど遠い厚塗りな仕上がりに。シミや色ムラ、クマなどの気になる部分は、あらかじめコンシーラーでカバーしておきましょう。
ファンデーションはリキッドやクッションがおすすめ
ツヤ肌づくりには、リキッドタイプやクッションタイプのファンデーションがおすすめ。パウダーファンデーションはセミマット~マットになりやすいので、控えるのがベターです。
ツヤ系のフェイスパウダーをブラシ使い
ツヤ肌でもパウダーは必須。ツヤ肌だからといって仕上げのフェイスパウダーを使わないと、まさに「テカリ」に見えてしまったり、化粧崩れが起きやすくなったりします。
重要なのは選び方と使い方。タイプはプレスト(固形)ではなくルース(粉状)で、繊細なパールが含まれていたり、パウダーが保湿成分でコーティングされたりしているものを選びましょう。
パフはマットに仕上がってしまうので、ブラシ使いがおすすめ。テカリに見えやすい部分にはしっかり、ツヤを残したい部分にはさらっと乗せる程度で問題ありません。ハイライトでさらにツヤをON
フェイスパウダーまで使ったら基本のツヤ肌ベースメイクは完成!ですがもっと印象的な仕上がりを目指すなら、最後にハイライトをプラスしましょう。
KOSE ツヤ肌とは?テカリとの違いやメイクポイントを解説
入れるのは鼻筋・Cゾーン・顎先。入れすぎるとテカリに見えてしまうので、広げすぎないのがポイントです。とくにCゾーンや鼻筋の付け根部分はマスクをしていても見えるので、明るく華やかな表情を演出できますよ。
まとめ
ツヤ肌は七難隠すとはいえ、
顔全体をつやつやにするのは逆効果!!!
メリハリで最大限にツヤの若見え効果を活用しましょう♪
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