誰にでもある、なんか不調な時
好きが高じて、JAAのアロマコーディネーター、ボディトリートメントセラピスト、アロマフェイシャルリラックスのアロマセラピストの資格を取得。
家族や友人たちに施術することもしばしばなんですが
この時期、特に女性に多いのが
というもの。
具体的に熱があるとか、痛みがあるとか、ものすごく重い症状があるわけじゃない。
けど、疲れやすい。だるい。やる気がでない。
といった病気ともいえないけど、元気でもない状態。
実はこうした未病な状態の時に活躍するのがアロマテラピーなんです。
アロマの香りって、いい匂いってだけじゃないんです!
ということで今回は私の得意分野であるアロマで、
特に私の周りでもお悩みの多い、
”なんか不調な時”のおすすめを紹介します。
アロマテラピーって何?
そもそもアロマテラピーって何。
ということで、難しいことは抜きに簡単に説明しますと
アロマテラピーとは香りを利用した自然療法のこと
花やハーブ、果実の香りをかいだ時に、ココロがさわやかに感じたことはありませんか?
自然の植物の香りには心身を癒す効果があるんです
ヨーロッパでは積極的に医療現場で取り上げられるなど、実際に代替医療としての地位を確立しています。
何か不調な時におすすめのアロマ
私のおすすめはゼラニウム!
ゼラニウム
甘くバラに似た香り。ローズの代用品として香水などにも。
華やかなバラを彷彿させる甘さと、それでいてグリーン調のさわやかさも併せ持つ香りが人気のゼラニウム。
南アフリカを原産としたフウロソウ科の多年草の植物で、中世ヨーロッパでは魔除けとして玄関にこの植物を植えたとも言われています。
ズボラな私でも育てられるほど丈夫!葉からいい香りがします♪
ゼラニウムにはシトロネロールという香り成分が多く含まれていて、人間にはいい香りなんですが、虫にとっては苦手な匂いらしく、現在でも虫よけをかねて窓辺にゼラニウムを置く家がヨーロッパには多いんですよ。
精油は葉から抽出され、スキンケアや、女性特有の婦人科系の不調などへの作用を得意とする精油です。
ゼラニウムってどんな精油
ゲラニオールやシトロネロールの成分を多く含み、この成分はローズと同じ芳香成分なためローズに似ているとよく言われます。葉から成分を抽出するせいか、爽やかさもあるので私的にはローズよりも好きです♪
この香りは心身のバランス調整が得意!
エストロゲンに作用しホルモンバランスの乱れを整え、心の緊張をほぐして不安感やストレスを和らげる抗ストレスの効果や効能が期待されると言われています
気持ちの不安、緊張、イライラなどを和らげてくれます!
スキンケアや頭皮ケア、むくみ解消など幅広く活用される精油ですが、
特になんか調子が上がらないな~というときにおすすめなんです!
リラックスしたい時に
甘みのある香りの中にかすかに感じる青みのある清涼感。
この絶妙なバランスが、心地よい安心感をもたらしリラックスさせてくれます。
鎮静だけでなく血圧降下にも作用してくれるので、ストレスやイライラが溜まってる時にも。
更年期症状の緩和にも
ホルモンの減少によって心身ともに色々な症状が起こるのが更年期障害。神経の過敏、多汗、体の冷え、理由のないイライラやめまいなど、人によって症状も程度もさまざま。
ゼラニウムは女性ホルモンのアンバランスに効果的なアロマとして有名で、実際に行われた実験でもその優位性は実証されています。
※(公社)日本アロマ環境協会 AEAJは、対馬ルリ子産婦人科医と共同でおこなった実験で、ゼラニウム精油の香りを一ヶ月身にまとった被験者は、そうでない者に比べて、更年期症状の改善の程度に有意差が確認されたと報告されています。
参考:「対馬ルリ子産婦人科医との共同研究で確認 ゼラニウム精油の香りが更年期特有の症状を軽減!?」
おすすめの活用法
アロマスプレー
【用意するもの】
スプレーボトル(アルコールOKなもの)
無水エタノール 10ml
精製水(無ければ水道水)30ml
ユーカリラディアータ 1滴
オレンジスイート 3滴
ゼラニウム 3滴
【作り方】
スプレーボトルに無水エタノールを入れ、そこに各精油を混ぜ合わせる。
精製水を入れてさらによく混ぜれば完成!
【使用法】
使用前にはよく振って、空間にスプレーをして芳香します。
※作成後は高温多湿を避け、保管は冷暗所。1~2週間を目安に使い切ってください。
アロマオイル&ホットタオル
【用意するもの】
ホットタオル
キャリアオイル(おすすめはホホバオイル)30ml
ゼラニウム2滴
フランキンセンス2滴
ラベンダー2滴
【作り方】
キャリアオイルに各精油を入れて混ぜ合わせる。
【使用方法】
ブレンドしたオイルを顔や首に塗布します。その上から適度に温めたホットタオルで温湿布。
※ブレンドオイルは作成後、密封して高温多湿を避け、冷暗所で保管の上、1ヶ月程度で使い切ってください。
香りと温かさに、なんともいえない声が出ちゃうくらい気持ちいい(笑)
芳香浴
①マグカップなどに「ゼラニウム精油」1滴、無水エタノール(小さじ1/2)に加えて混ぜる。
②そこにお湯をいれて湯気で香りを楽しむ。
私はお風呂でこれをよくやります♪
※【注意】まちがって肌についたときは、すぐに洗い流して。
ゼラニウム精油の注意点・禁忌事項
ゼラニウム 精油のプロフィール
【原料植物名】ローズ・ゼラニウム
【別名・和名】なし
【科名】フウロウソウ
【学名】Pelargonium graveolens
【主な産地】エジプト、フランス、モロッコ
【主な抽出部位】葉
【精油抽出法】水蒸気蒸留法
【成分の一例】アルデヒド類シトロネロール、モノテルペノール類ゲラニオール、リナロール、ケトン類メントン、オキサイト類ローズオキサイト
【ノート】ミドルノート
まとめ
病気とまではいかなくても、調子が悪い。なんか元気が出ない。イライラする。
更年期なのかもわからない。
そんななんか不調な時、アロマの自然の香りがパワーをくれる時があります。
私は父の介護&入院生活時代に、アロマをガンガン活用したところ、
父のみならず、病室に出入りする看護師さんも笑顔になっていくのを目撃しました。
その時に、アロマという香りの癒しに無限の可能性を感じたんですよね。
これからも女性をキレイにするアロマに関して、どんどん情報をアップしていきますね!
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